昭和から平成へと続く、日本のアイドル文化。今回は能瀬慶子をご紹介します。
タレントスカウトキャラバン優勝でデビュー
【アイドルdata】
名前:能瀬慶子
デビュー曲:アテンション・プリーズ
作詞:喜多條忠
作曲:浜田省吾
デビュー:1979年(昭和54年)
能瀬慶子は第3回ホリプロタレントスカウトキャラバンに優勝し、デビューしました。
(ちなみに第1回優勝者は榊原郁恵、第2回はデビュー後半年で解雇となった幻のアイドル西村まゆ子です)。
大規模な新人発掘オーディションであるタレントスカウトキャラバンの、なんせ優勝者ですから、デビュー当時は大型新人という扱いでしたね。歌番組など露出はかなり多かったと記憶しています。
能瀬慶子は本当にそのまんまアイドルになるために生まれてきたような、キラキラ輝いている女の子でしたね。ただ、歌は…ちょっと。うーん、上手いという感じではなかったです。それでもアイドル・オーラは半端なかったので、すぐに売れたんじゃなかったかな。ファンも多かったんでしょう。だからこそ今でも上の↑画像のようなベスト盤が販売されているんですね。あっという間に引退してしまいましたが、ものすごく存在感があったということですね。
♪アーテンション、プリー・イー・イー・イーズ♪ ←この部分の歌い方が可愛かった♡
デビュー曲は浜田省吾が作曲!
デビュー曲「アテンションプリーズ」の作曲者は浜田省吾です。なぜまた彼なんだろうと多少不思議ではあるのですが、実は浜田省吾もホリプロ所属時代がありましたから、きっとその関係なのでしょう。彼は榊原郁恵にも「アレンジメント」とか素敵な曲をいろいろ提供していますよ。
「赤いシリーズ」で女優業も頑張った能瀬慶子
能瀬慶子は山口百恵で有名になったドラマ「赤いシリーズ」の第8作「赤い嵐」にも出演していました。演じるのは好きだったんでしょうかね。警官・真(まこと)役の柴田恭平に、能瀬慶子が「ま・ご・どさん」と濁音気味に言うセリフが流行ってましたね。懐かしいです。
もう引退してずいぶん経ちますが、今はどうしていらっしゃるのでしょうね。