「ニッキ・ニャッキ」置鮎礼子～子どもの好き嫌いは今も昔も変わらない

昭和には個性的な歌がたくさんありました。置鮎礼子の「ニッキ・ニャッキ」もそんな歌のひとつです。

【個性派ソングdata】
アーティスト名：置鮎礼子（おきあゆ・れいこ）
曲名：ニッキ・ニャッキ
作詞：山上路夫
作曲：アンナ・ヴェントゥリーニ
発売：1969年（昭和44年）

♪この言葉を言ったら消えちゃうの♪

「ニッキニャッキ」は1969年（昭和44年）発売の曲で、置鮎礼子が歌っています。

皆川おさむ「黒ネコのタンゴ」のB面に収録されたこの曲もまた、「黒ネコのタンゴ」同様にイタリアの楽曲のカバーとなります。原題は「Nicchi sgnacchi mucchi mucchi」。ゼッキーノ・ドーロという子どもの国際歌唱コンクールで受賞した曲です。

歌詞はとても可愛らしい内容で、1番では嫌いな食べ物が挙げられます。
♪こわい目でママが言うの　食べなさいと言うのよ♪
♪でもニッキ、ニッキ、ニャッキ、ニッキ、ニャッキ、ムッキ、ムッキ
この言葉を言ったら消えちゃうの♪

魔法の言葉で嫌いな食べ物を消してしまうという、本当に子どもらしい歌です。置鮎礼子がちょっと心細そうな声で歌うのが印象的です。

何が嫌い？何が好き？

「ニッキ・ニャッキ」に出てくる食べ物の一覧を作ってみました。

今の子どもに聞いても似たようなことを言いそうですね。わたしも子どもの頃は人参が苦手でしたねえ。カレーの中に大きな人参が入っていると途方にくれたものです。